盆栽に使った苔が余ったので、苔玉を作ってみた。ヤブコウジは庭にけっこう生えている。わざわざ植えたものでも無い。ヒヨドリが時々庭にやってきて糞をするので、多分糞に混じった種から芽が出たものだと思う。
苔玉の芯には、ケト土を使う方法と水苔を使う方法があるようだ。今日は凄い雨で外での作業はできない。部屋を汚したくないので水苔にしてみたが、水苔の固まりがぼろぼろと崩れては落ちる。仕方なく全ての作業はキッチンの流しの上でやった。
ヤブコウジの根を洗い水苔を巻き、細い木綿糸でぐるぐると縛った。簡単に玉になった。若干苔が足らなくなった。あまり見えない下と後ろ側の苔は少なめにした。糸でぐるぐる縛っていくと、面白いように丸い玉になった。苔玉を作るのは初めてだが、案外簡単だった。
それより、撮影の方が大変だった。普通にフラッシュをたくと白い壁に真っ黒い影が写ってしまう。離れて撮ると苔の緑が黒く写る。真横から金魚用の蛍光灯を縦に立てて照明にし、遠くからズームでフラッシュをたいてみた。三脚を使用しているが高さが足りない。トイレットペーパーの入った袋を3つ下において台にし、三脚をその上に立てた。今度は背が届かないので、椅子に乗って撮影したのがこれだ。・・やや上から目線になっている。何気ない写真でも結構難しい。プロは凄いなと思う。
2013年1月13日日曜日
梅の盆栽
父は以前、会社の盆栽部に所属していたようだ。物置の中には、盆栽部の名前入の道具箱が残っている。会社まで自転車で10分足らずという近さもあって、時間的にも余裕があったのだろう、沢山の鉢花や盆栽も育てていた。最盛期には家の建物を一周する程、鉢花や盆栽が置かれていた。父はまた、植物を育てるのも上手で、園芸店で枯れそうになって捨てられている植物を只で貰ってきて育てた事もあった。父が植木を枯らすなど、私にとっては考えられない事だった・・
父が亡くなる数年前からだったろうか、庭に置いてあった盆栽が枯れ始めた。大きくて立派な盆栽は庭の一角にまとめて置いてあり、それだけは一生懸命面倒を見ていたように思われた。その他は、見捨てたのかもしれない。私の週末は、枯れた木を鉢から抜いて捨て、空になった鉢を山に積む事であった。いつしか、積んだ植木鉢は百近くになっていた。枯れた木を捨て鉢を積むのはとても辛く、父の寿命がそう長くない事をその頃確信していた。
梅はその中でかろうじて生き残った一つだ。以前はもっと花芽があったが、手入れが悪かったせいか左半分の幹が枯れてしまった。今回思いっきり幹を切って、鉢も植え替える事にした。自分にとってはこれが初めての盆栽だ。雪深い山里で待ち望む春をイメージして造ってみた。やってみると、木の配置を考えたり苔貼りや寒水砂を敷いたりと、とても面白かった。
2013年1月12日土曜日
バラの寒肥
今日はつるバラ達に寒肥を施した。つるバラの誘引は去年の年末に頑張って終わりにした。鉢植バラの植替も先週済ませたので、冬の作業は残す所鉢植バラの剪定のみとなった。寒肥を施すつるバラは8本ある。アンクルウォルターとゴールデンシャワーは簡単に終わった。
写真は羽衣だ。株周りを掘るには飛石をどけなければならない。
更にクリスマスローズやアジュガが植えてあるうえ、水道管も近くを通っている。穴掘は大変だ。写真の水道工事用のショベル「配管職人」は、狭い所を掘るのに便利だ。
飛石を敷き直して、アジュガを植え直したところ。アジュガは一昨年1株植えたのが、こんなに増えた。この場所は日陰が好きな植物達が元気に育つ。立派な日陰だ・・
この場所は割と日が良く当たる。右がグラハムトーマスで左がアルベリックバルビエ。ペパーミントも植えてある。去年は頑張ってリュウノヒゲなどを抜いてから、穴を掘った。今年は宿根草も植わっているし水仙もあるし、掘る元気もない。穴を掘るのは止めた。
穴は掘らずに、ぼかし肥と腐葉土をマルチングして終わりにした。植えてあったペパーミントはひっこ抜いて鉢植えにした。夏場、ぼさぼさになってどうしょうもない。今年は、替わりにエリゲロンを植える予定だ。ホームセンターの店員に聞いたら、春頃入荷するそうだ・・ 明日は、梅の盆栽の手入れをしてみようか・・・一応、寒水砂とケト土を買ってきた。
2013年1月5日土曜日
定点ラインセンサス ユリカモメの数
今日、花水川の定点ラインセンサスをしてきました。久々に嬉しいニュースです。10年前にはピークの2月頃は100羽近く見られたユリカモメが、2004年頃から激減してきました。今日は嬉しい事に15羽が観察されました。上空を飛び回っていたので、カウントが大変でした。参考までにデーターを公開します。来月も公開の予定でいますが、2月のほうが数が増える傾向にあるので期待が持てます。
花水川に於ける1月のユリカモメの数
年 月/日 天気 数
2001年 1/20 晴 21
2002年 1/3 快晴 71
2003年 1/2 快晴 13
2004年 1/3 快晴 2
2005年 1/10 晴 5
2006年 1/9 曇 18
2007年 1/8 晴 1
2008年 1/14 曇 6
2009年 1/4 晴 0
2010年 1/9 晴 0
2011年 1/10 晴 0
2012年 1/8 晴 0
2013年 1/5 曇 15
花水川に於ける1月のユリカモメの数
年 月/日 天気 数
2001年 1/20 晴 21
2002年 1/3 快晴 71
2003年 1/2 快晴 13
2004年 1/3 快晴 2
2005年 1/10 晴 5
2006年 1/9 曇 18
2007年 1/8 晴 1
2008年 1/14 曇 6
2009年 1/4 晴 0
2010年 1/9 晴 0
2011年 1/10 晴 0
2012年 1/8 晴 0
2013年 1/5 曇 15
2013年1月4日金曜日
松の剪定と父
剪定した松
手前は蕾をつけた梅
今日、松の剪定をした。実は、庭木の剪定の中で松が一番嫌いだ。春に出た新芽は秋までにもの凄く伸び、一年間で樹形が大きく乱れてしまう。写真の松、父が亡くなった4年前には、コニファーによくあるような円錐形をしていた。あまり松っぽく無かったので、全くの自己流で枝を切ったり、紐でつったり、竹や針金で形を造ってみたのだ・・・
父は植木が大好きだったうえに、器用でもあった。定年退職後は、趣味が高じて植木屋で働いた時もあった。実は庭にもう一本松の木があった。そっちの松も父が仕立てたものだが、そっちのは日本庭園にありそうなとても良い形をしていた。恐らく父は庭木の中でも、その松はかなり気に入っていたと思う。父が亡くなる数年前の事だったろうか、ある日気が付くと、松が根元からスッパリと切られていた。あれ程大切にしていた松を、自分の手で切ってしまうなんて・・・あの時は大変驚いたのと同時にショックでもあった。
松の剪定をしている今、松を切った父の気持ちがわかるような気がした。松の剪定はとても大変で時間もかかる。枝を少し切るにも、遠くから樹全体のバランスを見る。少し切るとまた遠くに離れ、次にどこを切ろうかと様子をみる・・こんな感じでやっているので、実に面倒くさいし作業はなかなか進まない。・・・実は写真の松、つい最近まで根元から切って、他の植物を植えようと思っていたところだったのだ。止めたのは、今月号の「趣味の園芸」の「お正月と松」をいうコラムを読んだ事による。古来から大木には神が降臨してくると信じられており、神が降りてくるのを「待つ」事から松の名が付いたとの事だ。これを読んだら、松が切れなくなってしまったのだ。
剪定を終えて沢山の松葉がでた。普通ならゴミとして捨てるところだろうが、松葉をお湯で洗って、袋に詰めた。今日は、松葉湯だ。あとは風呂が沸くのを「待つ」のみ
手前は蕾をつけた梅
今日、松の剪定をした。実は、庭木の剪定の中で松が一番嫌いだ。春に出た新芽は秋までにもの凄く伸び、一年間で樹形が大きく乱れてしまう。写真の松、父が亡くなった4年前には、コニファーによくあるような円錐形をしていた。あまり松っぽく無かったので、全くの自己流で枝を切ったり、紐でつったり、竹や針金で形を造ってみたのだ・・・
父は植木が大好きだったうえに、器用でもあった。定年退職後は、趣味が高じて植木屋で働いた時もあった。実は庭にもう一本松の木があった。そっちの松も父が仕立てたものだが、そっちのは日本庭園にありそうなとても良い形をしていた。恐らく父は庭木の中でも、その松はかなり気に入っていたと思う。父が亡くなる数年前の事だったろうか、ある日気が付くと、松が根元からスッパリと切られていた。あれ程大切にしていた松を、自分の手で切ってしまうなんて・・・あの時は大変驚いたのと同時にショックでもあった。
松の剪定をしている今、松を切った父の気持ちがわかるような気がした。松の剪定はとても大変で時間もかかる。枝を少し切るにも、遠くから樹全体のバランスを見る。少し切るとまた遠くに離れ、次にどこを切ろうかと様子をみる・・こんな感じでやっているので、実に面倒くさいし作業はなかなか進まない。・・・実は写真の松、つい最近まで根元から切って、他の植物を植えようと思っていたところだったのだ。止めたのは、今月号の「趣味の園芸」の「お正月と松」をいうコラムを読んだ事による。古来から大木には神が降臨してくると信じられており、神が降りてくるのを「待つ」事から松の名が付いたとの事だ。これを読んだら、松が切れなくなってしまったのだ。
剪定を終えて沢山の松葉がでた。普通ならゴミとして捨てるところだろうが、松葉をお湯で洗って、袋に詰めた。今日は、松葉湯だ。あとは風呂が沸くのを「待つ」のみ
2013年1月1日火曜日
今年の抱負
新年明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。訪問者は少ないブログですが、いつも訪問していただくビジターの方、訪問有り難うございます。今後とも宜しくお願いします。今年の、カメ吉とガーデニングと野鳥の抱負を書きました。
カメ吉:
カメ吉が我が家にやってきてから、8年になります。最初はとても小さかったですが、今ではすっかり大人になりました。今年は子供が欲しいところです。時々カメ吉はその気になっている事がありますが、カメ美の方がいまいちです・・・
ガーデニング:
植木が大好きだった父の庭を引き継ぎ、最初に植えたのがバラで、これがガーデニングにはまったきっかけでした。我が家の庭はほとんどが日陰なので、日陰でも育つ植物を選んで植えていたら、山野草が増えてしまいました。元々、柿、ミカン、葡萄、梅、と果物の木も多いです。バラ、山野草、果物、洋蘭とチグハグで、どのようなコンセプトで統一できるか苦しんでいます・・・
野鳥:
カメ吉:
カメ吉が我が家にやってきてから、8年になります。最初はとても小さかったですが、今ではすっかり大人になりました。今年は子供が欲しいところです。時々カメ吉はその気になっている事がありますが、カメ美の方がいまいちです・・・
ガーデニング:
植木が大好きだった父の庭を引き継ぎ、最初に植えたのがバラで、これがガーデニングにはまったきっかけでした。我が家の庭はほとんどが日陰なので、日陰でも育つ植物を選んで植えていたら、山野草が増えてしまいました。元々、柿、ミカン、葡萄、梅、と果物の木も多いです。バラ、山野草、果物、洋蘭とチグハグで、どのようなコンセプトで統一できるか苦しんでいます・・・
野鳥:
定点ラインセンサスを始めて今年で12年になります。定点ラインセンサスとは、近くの山や川など決まったコースを定期的に歩き、鳥の種類と数を記録していく野鳥の調査です。近くの山と川を1ヶ月に1度づつ歩いて、野鳥の記録を残してきました。12年前には沢山いたユリカモメが最近見られないなど、大きく変化した事もあります。このような重大な変化は、多くの人に伝えなければと考えています。15年を区切りとして、15年間の記録をまとめて投稿しようと思います。
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