写真の様な花台を作りました。レトロな時代焼きの3段式花台です。幅は80センチ、高さは20センチ、40センチ、60センチの3段式です。
1日目、2日目
花台のデザイン、設置場所の寸法測定、設計図作りです。始めは本格的な濡れ縁を作る予定でしたが、家内の希望で3段式の花台を作る事にしました。設計図が割と難しく2日とも、夜まで作業がかかってしまいました。このデザインと設計図作りで、全行程の半分近くの時間がかかっています。
3日目
材木のカット、ノミを使った接合部の溝切り、ダボ穴開けの作業です。最も日曜大工っぽい作業でしょうか。ノミの音を聞き、木の匂いを嗅いでいると何かほっとします・・
ダボ穴開けです。貫通させてはならないし、どうやって開けようかと迷っていたところ、ネットで「ドリルの刃にビニールテープを巻く方法」が紹介されていました。最初のうちはいいのですが、時間が経つにつれドリルの刃が熱くなりビニールテープがふにゃふにゃになってずれてきます。
4日目
塗装作業。バーナーで板を焦がして時代焼きにします。バーナーで焼いた後に布で炭をこすり落とします。バーナーで焼く作業、意外に思えるかもしれませんが、体は動かさないので寒いです。むしろ、布で炭をこすり落とす作業の方が、体を使うので暖まってきます。
時代焼き終了です。ここまで来ると、作業工程としては8割位 は来たでしょうか。ダボを使わず木ねじだけで済ませば、9割位の行程でしょうか。キットものの市販品は、この位出来上がった物を売っているという事です。
5日目
いよいよ組み立てです。片側の側面を組んだところです。必要な木ねじの数を数えたら全部で112本でした。会社の創立90周年記念の特別賞与が出た事だし、電動ドリルを買おうかとも思ったのですが、滅多に使う事もないし勿体ないと思って止めました。お陰で手にマメができ、つぶれてブログを書いている今も痛いです。
横板を渡す前にダボを打っておきます。ダボにする丸棒と ドリルの刃が両方とも8mmφだったので、ちょっとゆるいです。苦肉の策として、ダボに新聞紙を巻いて太くしました。ダボ穴にボンドを入れ、当て木をして仮金槌で打ち込みます。
横板も組み上がって、横板にもダボを打ちました。
組み立ての日は、花台の形が一気に出来上がるので何故か楽しいです・・・
6日目
いよいよ完成の日です。
ダボを鋸で切った後、鋸の切り跡をノミで削り平にしました。鋸の切り跡は、最初紙ヤスリで平にしようとしましたが、なかなか大変でした。ノミで削ってしまう方が簡単でした。最後に、白く丸く見えるダボを焼いて完成です。
バラのナエマの隣に置いてみました。ぴったりと収まりました。 最初は濡れ縁を作ってここに置き、座らない時には花台にする予定でいました。殆ど座る事は無いので、3段式の花台にして良かったです。
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