今日は松の葉むしりをした。松の手入れはガーデニングの中で一番大変で嫌だ・・一日がかりの上、一年間放置すると写真のように形が乱れてしまう。今年は春のミドリ摘みはしなかったので、葉むしりはどうしても必要だった。
松やにで手や体が真っ黒になるので、作業服を着て手袋をする。植木鋏や剪定鋏も腰からぶらさげて、姿は植木屋だ(笑)・・
伸びた見苦しい枝は切り、込み合った古葉を軽く引っ張るように手でしごく。古葉を鋏で切るようにと指導する人もいるようだが、やりにくくて結局手でむしる事になった。シュロ縄で引っ張って、針金をかけて枝を曲げた。全部自己流だ・・
写真は完成した所だ。大分すっきりした。写真で見るとあまり良く見えないが、これは多分に背景の影響があると思う。ゴチャゴチャした左右の木やフェンスなどが松の姿を殺している。背景が白砂や青空みたいに空間が開けていれば、随分違うと思う・・・日本の庭園は空間が大切だな・・とつくづく思う。狭い我が家では望むべくも無いが・・・
大量に出た松葉を使って松葉湯にする。こっちの楽しみがあるから、手入れをしているようなものだ。枝から松葉をむしり、熱い湯で何度か洗い、不織布の袋に詰めて10分程煮出した。湯の中に入れるとほんのりと緑色をしている。風呂に入れる前にアク取りをすれば良かった・・
アクを取りながら風呂に入った。湯は薄い緑色で、少し滑るが清涼感もある。漂っている袋が体に触れると痛い。4つも浮いているので逃げるのも困難だ(笑)・・気持ちのいい風呂だった・・
松葉には精油成分、各種アミノ酸、ビタミンC、ケルセチンなどが含まれており、効能はストレス解消、疲労回復、神経痛・リウマチの緩和、関節痛・腰痛の緩和、風邪の予防、安眠、肩こり解消、血行促進、冷え性の予防などだそうだ。
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