今朝の読売新聞朝刊の医療ルネサンス「精神科面接を問う」・「患者への暴言後絶たず」を読んで、3ヶ月前の怒りが込み上げて来た。
私の母は認知症だ。今年の春までは、迷子になった事もあったが、それでも買い物に一人で行っていた。5月中旬の事、庭で倒れ怪我をしたが、その日以降症状が重くなった。トイレの場所が判らなくなり、自分一人ではトイレに行けなくなった。
心配だったので、自分も病院について行った。担当の主治医は30代に見える色黒の若い医師だった。「トイレの方向が判らないみたいだ」と説明しているのにも関わらず、どうみても関係の無さそうな通り一辺の質問をした後、診察を終わろうとした。「何とか、今より良くなりませんか?」と言ったとたん、医師の態度が豹変した。私に向かって語気を荒げ、いかにも喧嘩口調で言った。「あんた、まだ判らないのか?アルツハイマーは治らないんだよ。発症して5年ぐらい経つと大抵の患者は死ぬんだ・・おたくのお母さんは発症して3年だ。これから、もっと悪くなっていくんだ。」そんな感じだった。「この医者は、患者を治す気持ちが有るのだろうか?」そう思った。このN江医師の態度の悪さ、人間性の低さ、仕事に対する情熱の無さ・・「患者やその家族に生きる希望を与え、たとえ無理と思えてもなんとか治そうとする」それが医者であろう。何の説明も無く、「母は治らない」と言われても、少しも理解はできなかった。絶望感と腹立たしさだけが残った。ガキの喧嘩でもあるまいに、大きな声で怒鳴れば判ると思っているのか?馬鹿医者。N江医師よ、少しは成長して欲しい。医者として人間として。
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