2012年11月11日日曜日

庭造りについて

 植木が大好きだった父の庭を引き継いで、今月で丁度5年になります。それがそのまま、私のガーデニング歴です。
 

シャラの木の紅葉が始まった。画面左の赤い花はダイモンジソウ


よく、庭造りには理想とする一つのコンセプトを描くと良いと言われます。私の場合はそのコンセプトがずっと描けないままでした。・・・というのは、私が憧れたのはバラがあるイギリスの田舎風の風景だったのです。父の創ったのは和風の庭でした。おまけに、南と西は隣の家に囲まれ、冬は全く日がささない日陰の庭です。完成された和風の庭を壊しイギリスの田舎風の庭に変えるのは、更地に庭を創るよりも困難でした。コンセプトも無いまま、主に日陰でも育つ草花という事で、何となくダイモンジソウ、ツワブキ、イカリソウ、ケマンソウ、ギボウシ、ミヤマオダマキ、シュウメイギクなどを植えてきました・・意識して山野草を選んだ訳ではないのに、気がつくと山野草が増えていました。今庭に咲いているのは、ダイモンジソウ、ツワブキ、ホトトギス、ミズヒキです。・・・バラも沢山植えましたが、山野草が有る庭というコンセプトは有りのようです・・


山道をイメージして坂に丸太の階段をつけた。咲いているのはホトトギスとミズヒキ。画面手前はイカリソウと色づき始めたセンリョウ